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●ライン同盟(ライン連邦) ラインどうめい(ラインれんぽう)

ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1806 ライン同盟

 1806年ナポレオン1世の指導で成立したドイツの国家同盟。オーストリア・プロイセンに対抗する“第3のドイツ”が求められた。7月12日のライン同盟規約にもとづいて,同盟はナポレオンを“保護者”とし,攻守同盟を結んでフランスのために出兵義務をもった(全部で6万3,000人,のちほとんど12万人)。同盟の構成国は,バイエルン・ヴュルテンベルク・バーデン・ヘッセンなど西・南ドイツの16邦。同盟成立とともに諸邦はドイツ帝国(神聖ローマ帝国)から離脱し,その結果,帝国は皇帝フランツ2世の解体宣言で名実ともに消滅した。のちにザクセン(1806年12月)・ヴェストファーレン王国(1807年12月)などが加わり,オーストリア・プロイセンを除くほとんどのドイツが参加,39邦となった。領土の再編の過程で小領土を併合してまとまった各邦で,フランスにならって近代的な改革が実施された。1813年10月,ライプツィヒの戦いののち分裂した。