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●頼山陽 らいさんよう

アジア 日本 AD1780 江戸時代

 1780〜1832(安永9〜天保3)江戸時代後期の文人・史家。父春水(しゅんすい)は安芸(あき)藩浅野侯の儒官であった。1797年(寛政9),18歳で叔父杏坪(きょうへい)に伴われ,江戸に遊学する。約1年間江戸にいたが,帰国後は脱藩し,邸内に閉居させられてしまう。このあいだに『日本外史(にほんがいし)』の初稿を起草している。のちに大坂の篠崎小竹(しょうちく)のところに行き,京都の小石元瑞(げんずい)の援助も受ける。住居も,賀茂川のほとり三本木に「水西荘(すいせいそう)」と号する家をつくり,庭中の草堂を「山紫水明処(さんしすいめいしょ)」と呼んでいた。各地に旅行をし,多くの文人・学者と交わり,大塩平八郎とも交友があった。1827年(文政10),『日本外史』が完成し,元老中松平定信(さだのぶ)に献上し,題言をもらっている。ほかに編年体の『日本政記』も著している。漢詩・書にも秀で,その愛好家よりの潤筆料を収入としていた。

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