●ヨーロッパ原子力共同体(EURATOM) ヨーロッパげんしりょくきょうどうたい
AD1958
European Atomic Energy Community 1958年1月にフランス・西ドイツ・イタリア・ベルギー・オランダ・ルクセンブルクの6カ国(欧州共同体構成国)によって設立された原子力の平和利用に関する共同体。ヨーロッパ経済共同体(EEC)ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体(ECSC)と共通の機関によって運営されており,四つの原子力研究所がある。この共同体は,原子力の平和利用の面で相互に協力し,原子力大国との差を縮小し,原子力産業の面でも経済統合の実をあげることが目的とされ,核物質売買の独占権をもつ会社形態の供給機関をもつとともに,共同研究センターや原子力材料機器のための共同市場の設置・情報センターの設立などがその活動の中心となっている。上記の原加盟国に加え,1937年にイギリス・アイルランド・デンマークが加盟した。第三次計画では原子力産業振興基金の新設等が挙った。