●ヨーロッパ経済共同体(EEC) ヨーロッパけいざいきょうどうたい
AD1958
European Economic Community 1958年1月6カ国により発足,1959年1月より実施。法的基礎をなすローマ条約の規定によると,(1)域内の諸国内の関税全廃と輸出入制限の撤廃,(2)対外共通関税の設定と共通通商政策の樹立,(3)農業・運輸競争制限などの共通政策の作成,(4)労働力・資本移動・企業設立などの自由化,(5)欧州投資銀行の設立を行うこととされ,1968年には関税同盟が,1969年には農業共同市場が整備。1967年にヨーロッパ石炭鉄鋼共同体(ECSC)・ヨーロッパ原子力共同体(EURATOM)とともに三機関の執行機関が統合され,ヨーロッパ共同体(EC)として一体となった。現在の加盟国は,フランス・オランダ・ベルギー・ルクセンブルク・イタリア・西ドイツ・イギリス・デンマーク・アイルランド・ギリシアの10カ国で,アメリカに次ぐ巨大な経済圏をなしている。