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●ヨハネス22世 ヨハネスにじゅうにせい

ヨーロッパ フランス共和国 AD1249 フランス王国

 1249〜1334 197代教皇(在位1316〜1334)。アヴィニョン幽囚時代の教皇の一人。前名 Jacques d’Euse。フランスのカオールに生まれパリ大学に学ぶ。1310年アヴィニョンの大司教,1312年ポルトーの司教枢機卿を経て,1316年に教皇クレメンス5世の後継者として選出される。ヨハネスは神聖ローマ皇帝ルートヴィヒ4世(バイエルン公)のイタリアにおける至上権要求に反対し,1324年彼を異端として破門にする。また教皇の世俗権力を否定し,教会会議の優越を説いたパドヴァのマルシリウスを1327年に破門に処した。さらにフランチェスコ会の清貧論争に干渉し,使徒的清貧を主張する厳格派を非とし(1313),厳格派に加担したオッカムのウィリアムを1330年に破門。1328年ルートヴィヒはイタリアへ侵入しヨハネスを廃位し,対立教皇ニコラウス5世を擁立したがその企ては不首尾に終わった。ヨハネスは教皇庁の行政機構を整備し,財政政策に尽力するとともにアジアへの布教を行った。