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●吉胡貝塚 よしごかいづか

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 愛知県田原町にある縄文時代後期後半晩期の貝塚。渥美半島の中部,三河湾岸にある蔵王山の東麗(湾の奥まった入江)に位置する。1922,1923年(大正11,12)清野謙次が発掘を行い,307体の人骨が発見された。人骨は縄文時代後・晩期の307体。貝層中に,あるいは貝層下に杭をうがって埋葬されており,その形態は屈葬・伸展葬が見られ,甕棺葬や頭部を土器で被覆した方法も見られる。貝製のブレスレットである貝輪をはめたもの,骨角製の腰飾などつけた例もある。この貝塚の調査により,東海地方における縄文時代の後・晩期の編年的研究の基準が確立されたことの意義も大きい。抜歯成人骨が12例中11例。清野人骨は121例中114例。叉状研歯を施した女性人骨2体。貝類はハマグリ・オキシジキ・アサリ・マガキ。犬骨も10体確認。