●幼児葬法 ようじそうほう
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子供の埋葬の場合,しばしば大人の葬法と違っていたのでそれを幼児葬法という。埋葬後の墓のつくり方においてその相違を決めている土地もあり,一般の墓地とは違う場所に埋葬する地方もある。子供の墓は・子墓・子三昧(こざんまい)・童墓(わらべはか)とも呼ばれる。幼児はまだ霊の世界から離れきっていないと考えられ,再びわが家に生まれかわってくることを願って遺骸を家の床下に埋める習慣も強い。仏教では死ぬと十万億土の彼岸に行ってしまうと考えられていたが,幼児の再生を望んでわざと仏式を避ける場合もある。煮干(にぼし)をくわえさせて埋葬するのは仏教の精進でないことを示すためであり,紫の着物を着せるのは神式であることを強調してである。また各地にある賽(さい)の河原は子供の埋葬と関係があり石積みが見られる。近年は子の人権を認める立場から大人と変わらない葬式が多い。