●雄略天皇 ゆうりゃくてんのう
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生没年未詳。允恭天皇(いんぎょうてんのう)の第5子で,第21代天皇。母は皇后忍坂大中姫(おしさかのおおなかつひめ)。雄略天皇の事蹟については,二つの面からみられている。第1の面は『古事記』下巻,ならびに『日本書紀』の巻第14の事蹟であり,第2の面は文芸の面で,『万葉集』巻1―1番歌(長歌)と巻9―1664番歌(短歌)の2首の歌からの事蹟である。第1の面からみるに,雄略6年3月の条に皇后が自ら養蚕(ようさん)を行い,これを勧めたり,7年8月には百済(くだら)に技工を求め,陶土・鞍工・画工・錦工などの工人を来朝させたりという具合に,積極的に技術者を導入したこと,などがあげられる。第2の面では,伝誦歌が雄略天皇に付託されたとみられているが,歌自体に古い形態をとどめている点は指摘されている。〔参考文献〕村山出「雄略天皇と祝婚歌」古代文学会報6 1970
市村宏,雄略天皇,次元 18―3
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