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●結城合戦 ゆうきがっせん

アジア 日本 AD1440 室町時代

 1440年(永享12),常陸・結城城を本拠として結城氏朝が室町幕府に抗しておこした戦い。氏朝は永享の乱(1438年)で関東管領足利持氏を助けて戦った。しかし持氏は破れ,鎌倉永安寺で自害する。乱後,上杉憲実が関東管領となり実権を握ると,氏朝は管領家の再興をはかり,持氏の遺子春王・安王を奉じて幕府軍に戦いをいどんだ。これに対して幕府は上杉憲実・清方に命じて追討軍を組織させ,結城城攻略に取りかかった。翌1441年に結城城は陥落し,氏朝は自害した。春王・安王も捕えられ,美濃の金蓮寺で処刑され,この戦いは『結城城合戦絵詞』として後世に伝えられている。結城氏は元来,頼光を祖とする下総結城氏と,頼光の孫・祐広がおこした陸奥白河結城氏の2流に分かれていたが,結城合戦後,氏朝の死とともに下総結城氏は一時断絶した。しかし,成朝によって再興され,のちに家康の子,秀康を養子とし,松平姓を名乗った。