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●友愛会 ゆうあいかい

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 1912年8月,大逆事件後の社会主義運動,労働運動の「冬の時代」のなかから鈴木文治らによって創立された労使協調的な労働者の親睦と向上をはかる修養機関的団体。ユニテリアン教会,社会政策学会員の支持を受け,11月機関誌「友愛新報」を発行,東京の大企業労働者間に会員を拡大し,1914年11月,機関誌を「労働及産業」と改題。第一次世界大戦の軍需景気を機に賃上げ争議を通じてしだいに戦闘化し,労働者の要求にもとづく労働組合としての性格を強め全国主要工業都市に支部を結成し,唯一の全国的労働者組織として発展した。とくに1917年のロシア10月革命や1918年の米騒動の影響を受け,野坂鉄(参三)らのインテリや平沢計七らの先進的労働者が本部員に加わったことから,労働組合としての性格を一層強めた。会員は1918年には3万,支部数120に達した。1919年(大正8)の7周年大会で大日本労働総同盟友愛会,1921年,日本労働総同盟と改称,名実ともに本格的労働組合として発展した。