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●唯一神教 ゆいいつしんきょう

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 人類の文明の歴史を語る上で,このことばを抜きにして,いかなる宗教も,文明も,歴史も,国家も,民族も語れない。唯一神教とは,たった一つの神をあがめ,他のいかなる多神教も否定しているからである。 最初にこの言葉が使われたのは旧約聖書である。旧約聖書には,〈神は全能であり,他のいかなる宗教の神を拝んではならない〉とある。神は,自分は全能であり,他の多くの神々と称されたものを厳格に否定した。

 紀元前1600年ごろ,神は人類の祖,アブラハムにいわれた。〈多くの神々と称されるものは間違いである〉ここにユダヤ教の唯一絶対神が生まれた。

 しかし,人間は,いろいろな物に神々を思考した。それを一切否定したのがユダヤ教の教義であり,キリスト教の根本原則である。そのため,長い人類の歴史の中で,多神教を拝む人間と,唯一神を拝す人々の間に多くの血が流れた。