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●ヤング案 ヤングあん

北アメリカ アメリカ合衆国 AD 

 第一次世界大戦のドイツの賠償問題を解決するため,1929年にアメリカのヤングを委員長とする専門委員会が作成。1924年に成立したドーズ案でも,ドイツの賠償支払いが不可能であることがわかったので,さらに1929年2月,アメリカの実業家ヤングを中心に専門委員会が組織された。そこで作成された内容は,総額358億マルクとし,支払年限59年のうち,第1期37年の間は,年額20.5億マルクを支払い,その後はさらに減少させるというものであった。そして翌年1930年1月,ハーグ会議でこのヤング案は正式に採択された。しかし,同時に発生した世界恐慌がドイツの経済界を襲ったため,この案によっても支払いは不能となった。1931年のフーバー=モラトリアムは,支払い猶予を認め,1932年,ローザンヌ会議でヤング案は正式に廃止されるにいたった。