●山本権兵衛 やまもとごんべえ
アジア 日本 AD1853 江戸時代
1853〜1933(嘉永5〜昭和8)海軍軍人・政治家。薩摩(鹿児島県)の出身,薩閥系指導者。海軍兵学寮卒。日清戦争には大本営に入り軍務局長兼将官会議議長をつとめ,作戦指導にあたる。西郷従道の副官的存在で,世に権兵衛大臣といわれていた。その後海軍の薩閥中心を占め,1898年(明治31),第2次山県内閣の海軍大臣,第4次伊藤・第1次桂内閣に留任,海軍拡張計画を推進して,対露戦の準備のため努力をかさねる。そして日露戦争指導に尽力。その後大正初期第3次桂内閣のあとをうけて1913年(大正2)2月〜14年3月にかけて第1次山本権兵衛内閣をつくり,政友会と海軍の薩閥と提携,軍部大臣現役武官制と文官任用令の改正,行財政整理を実現したがシーメンス事件と海軍費大削減への反対で総辞職,その後第2次大隈内閣のあと第2次山本権兵衛内閣を組閣(1923年9〜12月)。大震災に直面し,虎の門事件で総辞職。その後も薩閥の巨頭,海軍閥の中心として活躍。