●休み日 やすみび
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日常の勤労を休止して安息する日。休み日は元来,年中行事が営まれハレの日のことである。この日はケの生産活動を行うことなく,協同体の機能として,カミを祭り慎しんですごす日のことであった。休み日は集団の統制の必要から設けられた。したがってハレの日(祭りの日)に労働することは忌むべき行為とされた。〈怠け者の節供働き〉という諺が各地にある。節機の禁忌,瓢箪送りの制裁などとえられたのは,この習俗を物語る。休みの日に休まないのは,ケの日に仕事をしないこととともに戒められた。キリスト教団の日曜日は聖日曜日といった。わが国ではこのハレの日が,礼拝をともなわぬ休み日,ケの休みに変質した。のみならず,休みを伴う祝祭の日は時代とともに変遷する。古い年中行事が衰退すると,新しい休み日が生まれた。5月5日や11月3日のように,古来のハレの日が名を変えて存続したり,老人の日や体育の日など新しい名称の休み日も現れた。