●屋代弘賢 やしろひろかた
アジア 日本 AD1758 江戸時代
1758〜1841(宝暦8〜天保12)江戸中期の国学者。号は輪池(りんち)。国学を塙保己一(はなわほきのいち),和歌を冷泉為村(れいぜいためむら)に,儒学を山本北山(やまもとほくざん)に学ぶ。蔵書家でその蔵書を不忍文庫と称した。幕府祐筆となる。塙保己一を助けて『群書類従』の編さんに従事したのち,幕府の命を受けてわが国初の類書『古今要覧稿』560巻を調進した。業半ばで没したが,さまざまな事項を多くの部門に分類して,それぞれの起源・沿革を考証した。また,年中行事・冠婚葬祭・俗信などに関して131項目に及ぶ質問書である『風俗問状』を全国諸藩に発した。その解答は一部分しか残されていないが『諸国風俗問状答』としてまとめられている。これは『古今要覧稿』の風俗部を編むべき資料を収集するためのものと考えられるが,全国規模の計画的な民俗資料収集として,民俗学史上画期的なものであった。
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