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●野外調査 やがいちょうさ

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 研究対象となる地域へ出かけ,事実をより正確に理解するために行う調査。地理学・民族学・考古学・文化人類学・社会学・農業経済学・歴史学・生物学・地質学・気象学などの諸科学で重要な役割を果たす研究方法である。いわゆる室内研究あるいは机上学習に対して,野外調査あるいは実地調査と呼ばれる。たとえば自然地理学における地形,気候,陸水・植生などの分野で行われる観察や計測である。野外調査の順序としては一般に,(1)計画の立案(地域主題の決定),(2)準備(予備調査・文献調査・器具の点検など),(3)実施(観察・見学・聴取・実測など),(4)整理(調査記録や資料の整理と検討・要約・発表準備)の4段階がある。学校教育のなかでは,中学校「社会科」地理的分野において,「野外の観察と調査」を「身近な地域」学習のなかで実施することになっているが,中学校ではどちらかというと,「観察」に重点がおかれているのに対し,高等学校では「地域の調査」という単元項目のなかに「野外調査」と「文献的調査」とをおき,より高度な学習形態として野外調査を位置づけている。