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●モンロー主義 モンローしゅぎ

北アメリカ アメリカ合衆国 AD 

 1923年12月,アメリカの第5代大統領モンローが教書で主張した外交政策。ナポレオン戦争後,本国スペインなどの束縛を破って次々と独立を達成しようとしていたラテン=アメリカに対し,ヨーロッパ諸国はこれを押さえ,再び植民地化しようとした。とくにメッテルニヒの率いる五国同盟は,圧力をかけた。これに対し合衆国のモンローは,南北アメリカ大陸に新しい植民地をもったり,旧い政治制度をもちこむことに反対し,一方アメリカ合衆国は,ヨーロッパの諸問題に介入しない旨の宣言(モンロー宣言)を発した。これは,その後長く,合衆国の伝統的な外交政策として受け継がれ,そのときどきのアメリカの利益にそうように拡張解釈が行われ,その国際的地位を高めた。ラテン=アメリカ諸国はこの宣言の力によって独立に成功したが,逆にアメリカ・イギリスへの経済的従属はすすんだ。