●モントゴメリー
北アメリカ アメリカ合衆国 AD
アメリカ合衆国のアラバマ州の州都。1814年から,フロンティアの開拓するところとなり,独立戦争の英雄モントゴメリーの名をとって町名とした。アラバマ州は棉作地帯でもあり,古くから黒人人口が多く,南北戦争前は奴隷制度を支持する奴隷州であった(今日,モントゴメリー市の約40%は黒人である)。そのため南北戦争においては,アラバマ州は他の南部10州とともに,合衆国を脱退してアメリカ連合国を結成している。モントゴメリーは,南部の重要拠点の一つで,1861年2月アメリカ連合国結成のための代表者会議が開催され,仮憲法(州権の維持・奴隷制擁護)を制定し,大統領にジェファーソン=デーヴィスを選んだ由緒ある都市でもあった。今日はアメリカ南東部最大の農畜産取引の中心地(とくに牛と綿花)で,工業では製肉などの食料品加工業・綿織物が発達している。