●モンターギュ=チェルムズフォード改革 モンターギュ=チェルムズフォードかいかく
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第一次世界大戦を通して高まったインドの民族意識と反英の風潮のなかで,戦後(1919)インド担当の国務大臣モンターギュとインド総督チェルムズフォードが提出した報告をもとに作成され,公布されたインド統治法の通称。内容のおもな特色は「両頭政治」といわれるように,それまでの極端な中央集権体制を改めて,諸権利を中央と地方(州政府)に分けたことである。すなわちごくわずかではあるが,州政治の自治を認めたのであるが,他方では,国防・外交・経済等の分野は依然として中央政府が握っており,州知事も総督の任命によるなど政策を実施する権限は与えないままに,その責任だけを負わそうとするみせかけの自治権賦与であった。この改革案を示されたインドでは,国民にこれを明らかにし,彼らの支持を背景に撤回を要求した。その結果,1935年の統治法によってこの改革案は破棄された。