●モルダヴィア共和国 モルダヴィアきょうわこく
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ソ連を構成する共和国の一つ。面積3万3,700平方kmでソ連ではアルメニア共和国につぐ第2の小国。首都はキシニョフ。別名ベッサラビアともいうこの地方は,バルカンの玄関口でもあるため,2世紀ローマ帝国の属州となったが,古くから幾多の民族の侵入を受けた。14世紀モルダヴィア公国がつくられ,16世紀以降トルコの支配を受ける。1812年露土戦争の結果ロシア領となったが,クリミア戦争の敗北でロシアはその南部をモルダヴィア公国(のちのルーマニア)に譲る。ベルリン会議(1878)で再びロシア領。ロシア革命後,ルーマニアに併合されたが,1924年ソ連はドニエストル川東岸にモルダヴィア自治共和国をつくり,1940年6月ベッサラビア・北ブコヴィナの割譲をルーマニアに要求,軍隊を進駐,共和国を設立せしめ,8月2日,ソ連への加入を認めた。独ソ戦争中には,ドイツ軍・ルーマニア軍の占領を受けた。