●ものみの塔 ものみのとう
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ものみの塔聖書冊子協会(エホバの証人)の通称。アメリカが生んだ三大キリスト教的新宗教(モルモン教・クリスチャン=サイエンス・エホバの証人)の一つ。初代会長チャールズ=テイズ=ラッセル(1852〜1916)はペンシルヴァニアに生まれた商人であったが,既成キリスト教を批判し,聖書研究に熱中した結果,文書布教を中心とした聖書冊子協会を設立した。王国会館と称する建物で定期集会を行うが,教会はなく,定期刊行物として「ものみの塔」「めざめよ!」を発行している。この団体の特色は,聖書を独特の終末思想によって解釈する点にある。キリスト教の他教派をも異端とみなすきわめて排他的な姿勢を保ちつづける点にある。信徒たちは教義に従って,第一次世界大戦・第二次世界大戦のさなかにも,国旗敬礼・徴兵・輸血などに対しての拒否運動を行った。1979年の同教団の年鑑によれば,全世界の会員は208万6,698名,第二次世界大戦後に組織化された日本でも4万3,776名の会員がいるという。