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●モッセ

ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1846 ドイツ連邦

 1846〜1925 ユダヤ系ドイツの法律家。1846年10月1日ドイツのポーゼンに生まれる。ベルリン大学に学び,同大学卒業後ベルリン市裁判所判事となったが,その在任中の1879年(明治12),グナイスト教授の推薦により日本公使館の顧問となり,憲法取り調べのため渡独中だった伊藤博文らに,プロイセン憲法および行政法を講義した。その内容は,伊東巳代治が筆記した「莫設氏講義筆記」にみることができる。その後1886年(明治19)日本政府に招かれて来日し,内閣および内務省顧問に就任した。とくに,自治制度創設に際しては,最高顧問として市制および町村制の原案を起草,また憲法制度にかんしても重要な助言を行った。1890年(明治23)帰国,のちケーニヒスベルク高等裁判所判事・ケーニヒスベルク大学の名誉教授およびドイツ都市会議理事というような要職に就いた。また帰国に際して,勲三等旭日章が贈られた。両陛下に拝謁もしている。1925年(大正14)5月31日死去。