●モスクワ大公国 モフクワたいこうこく
NIS諸国 ロシア連邦 AD1328 モスクワ大公国
1328〜1447 モスクワを中心に北東ロシアを統一した封建国家。モスクワ公国は1271年ごろ,アレクサンドル=ネフスキーの子ダニイルの所領として興り,イヴァン1世(在位1324〜41)は1328年キプチャク=ハンからウラジミル大公の特許状を得,領地を拡大し,その孫ドミトリー=ドンスコイ(在位1362〜89)は,1380年クリコヴォの戦いでキプチャク=ハン軍を破り,大公権威を高める。その子ヴァシリー1世(在位1389〜1425)・孫ヴァシリー2世(在位1425〜62)の治世をへて,イヴァン3世(在位1462〜1505)の治世に中央集権化がすすめられ,ロストフ・ノヴゴロド・ヤロスラヴリ・トヴェリなどの諸公国を併合し,北東ロシアを統一する。そしてキプチャク=ハン国の支配から離脱(1480),ギリシア正教の保護者・東ローマ帝国の後継者と称し強力となる。その孫イヴァン4世(在位1533〜84)は,1547年ツァーリの称号をとり,国号をモスクワ帝国と改めた。