●モジャーヘディーネ=ハルク
アジア イラン・イスラム共和国 AD1965 パフラヴィー朝
1965年に結成されたイラン反体制組織。1950年代にバザルガーン・ターレガーニー師らにより結成された「国民戦線」から独立した,イスラーム左派と称される勢力である。1960年代後半に,イスラーム革命理論の父といわれるアリー・シャリーアティー(1977年没)の影響を強く受け,1971年以降反王制武装闘争を開始した。現最高指導者は,バニー・サドル元大統領とともにフランスに亡命したマスウード・ラジャビーである。彼は1966年に入党しており,現在では創設初期のメンバーの唯一の生存者である。1976年にこの組織よりペイカル(毛沢東派)が分裂。1981年6月以降大統領府爆破等一連のテロを行う。バニー・サドル大統領失脚を機に地下武装闘争に移り,1982年ごろまで国内でのテロ活動を執拗に継続した。現在支持勢力は5万ともいわれているが,国内における無差別テロ,国外における旧王制派との取引等が理由で,民心は遠ざかりつつある。