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●メロヴィング朝 メロヴィングちょう

ヨーロッパ ヨーロッパ AD 

 フランク王国前半期の王朝(481〜751)。その名はゲルマン人の一派サリ族の長メロヴィスに由来。5世紀末,メロヴィスの孫クローヴィス(在位481〜511)がほぼガリア全土を統一し王朝の基礎を築いた。496年クローヴィスは家臣400人とともにカトリックに改宗,ローマ教会との提携をすすめた。死後王国は4子に分割相続され,以後相続をめぐって内紛や分裂がつづくなかで,王権は衰え貴族勢力が台頭していった。王国の行政・財政面の長である宮宰職を世襲したカロリング家出身の宮宰カール=マルテルが,732年国内に侵入したイスラーム軍をトゥール=ポワティエの戦いで撃退し,王国の実権を掌握した。751年マルテルの子ピピンは国王ヒルデリヒ3世(在位743〜751)を廃し,ローマ教皇により即位を承認され,メロヴィング朝は滅亡した。

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