●メーストル
ヨーロッパ フランス共和国 AD1753 フランス王国
1753〜1821 フランスの政治思想家・歴史哲学者。フランス革命の反対者。現在はフランス領,当時はサルディーニア王国だったサヴォア=シャンペリーの名家に生まれ,上院議員となる。フランス革命後1792年ローザンヌに亡命。1795年『フランス革命に関する考察』を出版。ナポレオンによるサヴォアのフランス併合後,1802〜16年ペテルスブルクに逃亡,サルディーニア王の駐ロシア大使をつとめる。この14年間の亡命生活中に,18世紀啓蒙主義とフランス革命思想に対し,王権神授説・絶対君主制・教皇権至上主義の正当化を試みる多くの著作を書いた。『政体の発生原理に関する試論』(1809)・『教皇論』(1819)・『聖ペテルブルク夜話』(1821)・『ベーコン哲学考察』(1836)など著作集14巻がある。クサヴィエ(1763〜1852)はジョセフの弟。小説・随筆家。フランス革命に反対,ロシアの将校となる。『わが部屋をめぐる旅』(1795)・『アオスタの癩者』(1811)・『コーカサスの捕虜』(1815)・『シベリアの少女』(1825)など著作集3巻。