50音順    検 索

●メアリー1世 メアリーいっせい

ヨーロッパ 英国 AD1516 チューダー朝

 1516〜1558(在位1553〜58)テューダー朝イギリス女王。ヘンリー8世妃キャサリンの娘。母の離婚問題以後不遇,父の第2王妃アン=ブーリンの王女(のちのエリザベス1世)誕生で差別措置をうけた。宗教改革中も旧教徒を貫き,父の第3王妃の子エドワード6世治下でも一般祈祷書統一令を拒んだ。王の早死後,遠縁のジェーン=グレー擁立の陰謀を抑えて1553年即位。国教関係の法を廃して教皇と和解し,母方の縁者神聖ローマ皇帝カール5世の助言を得て旧教復活に努めた。国教普及の功労者クランマーを初め約300人を処刑して後世“血のメアリー”と呼ばれた。カール5世の子,旧教国スペイン皇太子(のちのフェリペ2世)と国内の反対を押して結婚(1554),1557年夫の対仏戦争に協力して,イギリスの大陸最後の領土カレーを失った(1558)。