●ムワッヒド朝 ムワッヒドちょう
アフリカ アフリカ AD1130
西北アフリカにおこったベルベル人のイスラーム王朝の一つ(1130〜1269)。一時期北アフリカからスペインにいたる広大な地域を制覇した。別名アルモハド朝ともいう。ルワッヒド朝の成立基因は,ムハンマッド=ビン=トゥーマルトが提唱した宗教運動による。彼はアッラーの唯一神を強く説いた。このタウヒードの説に多数の信奉者が集まり,その信奉者集団がムワッヒド朝の基盤となった。提唱者の死後,親友のアブドゥル=ムーミンが,この王朝を創建した。彼はムラービット朝軍を滅ぼし(1146),モロッコを征圧し,スペイン・北アフリカを征服し,エジプト国境に達した。当初のマラケシュの都から,1170年セビリヤに遷都。スペインのキリスト教勢力が強力になるとともに決定的な敗北(1235)にいたり,イベリア半島から撤退,北アフリカでも敗北が相次ぎ失地を重ねた。1269年,ベルベル系のマリーン朝にモロッコを攻略され,壊滅した。
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