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●ミロ

ヨーロッパ スペイン AD1893 スペイン王国

 1893〜1983 スペイン,バルセロナの郊外の宝石商に生まれる。14歳で美術学校に入学,途中22歳までアカデミー=ガリで学ぶ。その間に詩的な思索力・触覚的な造形感覚とを身につけた。次いで立体派の影響を受け,26歳でパリに出て2年後に最初の個展を開き,その翌年,郷里の農園をテーマにした力作を最後にシュールレアリスムの影響によるオートマティックな幻覚的作品を描き始めるが,本質的にはプリミティヴな魂の画家であった。32歳の『アルルカンの謝肉祭』はこのころの力作である。44歳パリ万国博のスペイン館のための壁画『苅入れ人』はカタルーニャ農民の怒りを暗示する烈しい表現であり,ピカソの『ゲルニカ』と相対して飾られた。第二次世界大戦のころには故郷に戻って制作に没頭,54歳アメリカに渡り各地に壁画を描く。またエルンストとバレエの舞台装置も手がけ,77歳のとき日本万国博のガス=パビリオンに『無垢の笑い』の大陶板壁画を遺した。