50音順    検 索

●ミラノ聖堂 ミラノせいどう

ヨーロッパ イタリア共和国 AD 

 イタリアのミラノにあるゴシック建築の大聖堂。1386年ミラノの領主ジャン=ガレアッツォ=ヴィスコンティ公により起工,技術上の難問が生じハンス=フォン=フライブルクやジャン=ミニュらドイツやフランスの建築家が招請されたので,レイヨナのモチーフを豊富に用いたドイツ=ゴシックの影響を受けた。1577年末完成のまま献堂式を行い,その後もファサード・尖頭・ステンドグラスなどの工事は続けられ,19世紀に完成。聖堂の十字形のプランは長さ148m,正面の幅61.5m,交差部の尖頭の高さ108mもある壮大な建築で純白の大理石で造られている。内陣は五廊式本堂・三廊式翼廊・周歩廊のついた内陣から成っている。側廊天井は身廊にかけて低く安定したピラミッド状の構造をもつ。天井は高いが高窓が小さく内部は暗い。外部の壁面は大小の扶壁や135本の小尖頭と三千余の彫刻に飾られている。

01