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●妙心寺 みょうしんじ

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 京都市右京区花園にある臨済宗妙心寺派の本山。山号正法山。大徳寺開山の宗峰妙超に師事された花園上皇が,花園の地にあった離宮を禅寺となし宗峰の法嗣関山慧玄を招いて開山とした寺で,その開創は1337年(建武4)とされる。関山の厳格にして枯淡な性格を受け継いだ妙心寺の宗風は,権勢に近づくことを避けて来たが,1399年(応永6)の応永の乱に住持拙堂宗朴が大内義弘に荷担したために,将軍義満の怒りを買い寺域は没収され一時青蓮院の所管となった。永享年間(1429〜1440)に日峰宗舜によって復興され,文明年間(1469〜1486)に雪江宗深が応仁の乱で焼けた伽藍を再建,その法嗣四人が竜泉・霊雲・東海・聖沢の四派を開き,順次妙心寺に輪住するとともに地方に教えを広めた。戦国末以来多くの武将や大名の外護を得て七堂伽藍を完備し,塔頭や末寺も増加し臨済宗最大の本山となって今日に至っている。建物・書画・庭園など貴重な文化財を多く擁している。