●ミュンヘン
ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD
西ドイツのバイエルン州の主都。名前の意味は僧侶の町で,元来,修道僧が開いた。ドナウ川に注ぐイザール川に沿ってある。12世紀に都市の形を整え,1180年に即位したオットー1世以来ヴィッテルスバッハ家のバイエルン支配の中心になっていった。アルプスを越えた北側に当たり,さらに北上する交易路と東に向かう交易路の分岐点にあり,荷物の集積所・商業都市の性格が強かったが,1805年にはバイエルン王国の首都となり,その後芸術的色彩の強い文化都市としても発展した。世界的なビールの生産地で,ホーフブロイハウスを初めビヤホールが多くビール祭りも有名である。人形時計をもつ市庁舎・ニュンフェンブルク城などの建築物・イギリス庭園などの公園も観光都市としての声価を高め,大学は西ドイツで有数のものである。博物館やオペラハウス・劇場もある。1939年9月,ここで,ズデーテン割譲に関するミュンヘン会談がもたれ,第二次世界大戦を近いものにした。