●宮本常一 みやもとつねいち
アジア 日本 AD1907 明治時代
1907〜1981(明治40〜昭和56)山口県生まれ。民俗・民族学者。17歳のときから大阪で働き,1929年(昭和4)に天王寺師範を卒業する。小学校の教師として働いていたが民俗学に関心をもち始め,1933年に,雑誌「口承文学」を発刊する。その一方で,沢田四郎作の大阪民俗談話会に参加する。1939年には,上京して渋沢敬三主宰のアチック=ミューゼアムに入る。後の日本常民文化研究所で,日本各地の民俗調査をする。全国離島振興協議会事務局長・林業金融調査会理事として働き全国各地を調査。1961年『瀬戸内海の研究』で東洋大学より博士号を受ける。主な著作としては,『周防大島を中心としたる海の生活誌』(1936),『河内国滝畑左近熊太翁旧事談』(1937),『吉野西奥民俗採訪録』(1942),『周防大島昔話集』(1956),『忘れられた日本人』(1960),『庶民の発見』(1961),『民衆の知恵を訪ねて』(1963)があり,『宮本常一全集』に収められている。