●宮参り みやまいり
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生後初めて行う氏神参り。初宮参りとも言う。男児は32日・女児は33日など30日前後に参る所が多い。このほか早い所ではお七夜(しちや)に行い,遅い所では100日目の食い初(くいぞ)めに行うなど,その日取りは地域によって異なる。宮参りの日をヒノアケ・シメアケなどと言う所もあり,正式には産婦の忌明けを待って行われたものと思われる。30日前後の宮参りには,生児を姑や産婆が抱いて参る所が多いし,愛媛県越智郡などでは33日には神社の鳥居のところまで参るのみで,75日または100日目に母子で宮参りをする。宮参りの際,生児には母の里から贈られたミヤマイリゴ・カケイショウなどと呼ぶ晴れ着を着せていく。宮参りには神酒などを持参して供える。帰途,会う人に生児を見てもらうとともに神酒をふるまう。氏神の社殿では生児をつねってわざと泣かせたり小便をさせたりする所もある。このほか氏神様の祭日に初めて宮参りをする例もある。いずれにしても宮参りは生児が氏神の氏子となるとともに,社会の一員として認められ祝福される機会であった。