●見舞い みまい
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いろいろの機会に人を訪れること。そのときの贈り物を見舞いと呼ぶ。病気見舞い・通夜のザブシ見舞い・忌明けまでの忌中見舞い・産見舞い・家屋新築のときの普請見舞い・旅行のときの留守見舞い・火事見舞い・近火見舞い・水見舞いなどがある。さらに縁家見舞いとして盆・夏・草取り・洗濯見舞いなどがある。こうした社交・贈答は,古代貴族の間にも見られることから,人間の歴史としては古くから存在している。見舞いは,本来人が最も不安だったり忙しかったり季節の変わり目であったりするため,見舞いの品は,元来共食することによって力をつけ励ますことが趣旨であった。したがって見舞いをすると同時に一緒に食事をするのが礼儀であった。それがしだいに見舞いを神棚や仏壇に供えるようになっていった。病気見舞いも重態になってからするものとされ,しかしそれだけに見舞いの品にも気づかいがあり,できるだけその家のもてなしの助けとなるように工夫されていたのである。