●ミニェ
ヨーロッパ フランス共和国 AD1796 第一共和政
1796〜1884 フランスの歴史家。初めは弁護士であったが,王政復古期にはマニュエルと共同で「フランス通信」を編集し,次いでティエールとともに「ナショナル(National)」紙を発刊するなど,自由主義的ジャーナリストとしてシャルル10世の反動政策を攻撃した。1824年に出版した『フランス革命史』は大好評のうちに多くの人に読まれた。1830年の“七月王政”に抗議するジャーナリストの署名運動には積極的に参加して,自由主義や共和主義者の結集に力を注いだ。七月王政期にはコンセイユ=デタ(参事院)の一員となり,また外務省管轄古文書館長(1830〜1848)に就任して16〜17世紀の歴史研究に従事した。この時代の主著に『ルイ14世期スペイン継承に関する交渉史』(1836〜1844)がある。1836年からはアカデミー=フランセーズの会員でもあった。