●源頼信 みなもとのよりのぶ
アジア 日本 AD968 平安時代
968〜1048(安和1〜永承3)平安中期の武将。源満仲の子。初め藤原道兼の家人となり,左兵衛尉に任じられ盗賊捜索などに活躍したが,後に藤原道長に仕え上野・常陸・石見・伊勢などの国司を歴任した。1028年(長元1)平忠常の乱が起こると,追討使には検非違使平直方・中原成道が命ぜられたが功なく,1030年頼信を甲斐守に任じて忠常を牽制し,追討使として翌年頼信が上総の国へ向かう前に,忠常は甲斐国に赴き頼信に降伏した。そのため武名は大いに上がった。その後,美濃・上野・陸奥の国司を経て,鎮守府将軍となり晩年には従四位上・河内守に任ぜられ,その地に土着して河内国古市郡壺井の里に本拠を構え河内源氏の祖となった。清和源氏の嫡流は兄頼光(摂津源氏の祖)の流れであるが,坂東に地盤を築くとともに,この流れから初の武家政権を樹立した頼朝が出たので,頼信は武門源氏の祖として仰がれている。