50音順    検 索

●ミッドウェー海戦 ミッドウェーかいせん

アジア 日本 AD1942 昭和

 1942年6月5日,ミッドウェー島近海において,日本軍のミッドウェー島の攻略阻止の任務をもつ米機動部隊と,わが連合艦隊とのあいだで行われた一大海空戦である。その結果わが機動部隊の全空母4隻は撃沈され,日本軍は敗退した。これによって,それまで連戦連勝,西太平洋の制海権を掌中におさめたわが海軍作戦は頓挫し,やがて守勢から後退に転ずることになる。山本司令長官が自ら大和に座乗し,連合艦隊の全力をあげて出撃したのに対し,待ち構えた米艦隊は空母3隻を主体とする劣勢艦隊であった。それゆえ日本軍の惨敗は不可思議にすらみえるが,実はいくつかの戦略的ミスをおかしており,そのうち最大のものは,日本軍が大軍を擁しながら実際に戦った兵力はむしろ米軍が優勢であったことである。それは米艦隊には不沈空母ミッドウェー基地が加わったのに対し,日本艦隊ではなんら兵力の集中は行われず,大きく分散したまま会敵となったからである。