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●ミツキュヴィチ

ヨーロッパ ポーランド共和国 AD1798 

 1798〜1855 ポーランドの代表的ロマン派詩人。リトアニアの貴族出身。ヴィルノ大学在学中からポーランド独立を願う革命運動に参加。卒業後はコブノで教職につき詩作にはげんだ。このころ,ドイツ・イギリスのロマン主義に影響を受けた作品を発表し,詩壇の注目を集めた。ロシアの弾圧により捕えられ,ペテルブルクへ送られたが,ロシア滞在はプーシキンらとの交遊など実り多いものになった。その後ローマをへてパリへ亡命(1832)し,詩劇『父祖の祭』を書き,さらに長篇叙事詩『パン=タデーウシュ』(1834)で国民的詩人としての名声を得た。1848年,イタリア独立運動のためポーランド軍団を組織。クリミア戦争(1855)がおこるとコンスタンチノープルにむかい,義勇軍をつくろうとしたがコレラに倒れて客死した。生涯祖国への限りない愛情に燃え遍歴を続けた詩人の遺骨は,祖国に戻され,葬られた。

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