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●身近な地域 みぢかなちいき

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 1969年(昭和44)版中学校学習指導要領社会地理的分野に登場した項目。身近な地域の範囲は生徒の生活に最も密接な関係のある範囲とされている。「身近な地域」学習は従来「郷土」学習といわれていたが,狭い意味の「ふるさと」に限定したり,懐古趣味や特殊性の考察に陥りやすかったため改められた。1977年(昭和52)版学習指導要領によると,身近な地域の学習内容は,〈身近な地域における諸事象を取り上げて,縮尺の大きな地図の読図について理解させながら,観察や調査をさせ,地理的な見方や考え方の基礎を身につけさせるとともに,生徒が生活している土地に対する理解と関心を深めさせる〉となっている。なお,小学校中学年の「社会」では「地域学習」として児童の生活する市町村や都道府県のひろがりを対象地域としているが,これも身近な地域と同じ学習対象と考えられる。