50音順    検 索

●箕 み

AD 

 穀物の実と皮・ごみ類をよりわけるために風選したり,穀物を移動(持ち運ぶ)するために用いる。また,穀物類をこの上に置いて乾燥する等に使用する民具である。竹編みのものが主であるが,桜皮・藤皮・藁(わら)類をたてに編み込んで製作する地方もあれば,形は同じでも,板や鉄板を材料としたものもできている。箕は竹製品であるので,竹籠屋がつくるが,それぞれの地域で要望する箕をつくっている。箕の形態は国内は半円形が主であるが,沖縄,奄美から南中国などの南方の地方では丸型となっている。箕の仲間に「たれみ」「たらみ」がある。皮や糠と穀物を分離する箕で前記の場合は箕の底が編み込まれているが,たらみは大・小穀物を分離するため簀(す)になった,ふるいである。箕は神座として神や仏の供物台としても使用される。臼は穀物の脱穀の具として使用されるほかに,臼の上に箕を置いて神迎えをする神座としても使用される。