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●マンハイム

ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1893 ドイツ帝国

 1893〜1947 ハンガリー生まれのドイツの知識社会学者。最初,哲学的認識論を研究していたが,次第に社会科学に関心をもつようになった。彼を知識社会学者として有名にしたものは『イデオロギーとユートピア』(1927年刊)であった。この著書において,イデオロギーが相対立する党派間において相手を打倒する思想的武器になっている点を鋭く指摘した。なお,彼の知識社会学はマルキシズムの意識に対する存在の一方的拘束性の主張とは異なり,知識と存在との相互拘束性,すなわち相関主義を主張している。その後,ナチス政権がドイツに出現するやマンハイムはイギリスに渡り,ここでさまざまの社会学著作を発表している。彼は,第二次世界大戦の変動期における「人間と社会」の関係を解明し,後年,民主主義者の立場から時代の診断を行っている。主著として Ideologie und Utopie, 1929;Mensch und Gesellschaft im Zeitalter des Umbaus, 1935 ;Diagnosis of Our Time, 1944などがある。

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