●旋網 まわしあみ
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“まき網”とは,魚群をはじめとする水産動物を,漁網を用いて囲い込むことにより,捕獲対象物の逃げ路をたちきり,そののち,漁網の周囲をしだいに縮小することによって捕採する網具をいう。旋網には,網袋のついている“有袋”のものと,網袋のつかない“無袋”のものとがある。一般に有袋のものは,網の中央部分に網袋があり,左右は同じように袖網(翼網ともいう)が対称的にとりつけられている。網をしぼり始めると捕採物は自然に網袋のなかに集められるように工夫されている。無袋のものは形態に多小の変化はあるが,左右対称の漁網が多い。網船は小型木造和船が1隻で行ったという小規模なものから,2〜3tの船が2隻で行うもの,中型のもの,1,000t以上の大型のものなどさまざまである。アグリ網・巾着網等のようにアジ,イワシ,サバなどを沿岸で捕獲するものから,カツオ,マグロ等を遠洋で捕獲する大型の漁網もあるが,現在は漁場縮小にともない,停滞的になっている。
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