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●マルロー

ヨーロッパ フランス共和国 AD1901 フランス共和国第三共和政

 1901〜76 フランスの小説家・美術評論家・政治家。1923年にインドシナに赴き,その体験からフランスの植民地行政の批判者となる。1925年から約2年間中国に滞在。こうした体験を踏まえて『征服者』(1928),『王道』(1930)などの初期作品を発表,『人間の条件』(1933)ゴンクール賞受賞によって国際的にも名声を得る。これらの作品にみられる被抑圧者への愛,コミュニストへの共感,英雄的活動,同志愛は,マルロー自身によっても,1936年に始まったスペイン内乱の際の国際義勇軍への参加(1937年の『希望』に結実)およびレジスタンス指導者としての活躍のうちに実践された。第二次世界大戦後ド=ゴールの信頼を得て1945〜46年臨時政府の情報相となり,アジア問題について助言を行い,1958〜69年には文化相となって美術館整備,歴史的建造物保存,地方文化振興につとめた。美術評論として『沈黙の声』(1951)などがあり,1967年には自伝『アンチ=メモワール』を公刊した。

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