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●マルヌの戦い マルヌのたたかい

ヨーロッパ フランス共和国 AD1914 フランス共和国第三共和政

 第一次世界大戦初期の1914年9月5〜12日フランスのマルヌ河畔で行われたドイツ−フランス両軍間の戦闘。開始直後,ドイツ軍はシュリーフェン=プランに従って勢力を西部戦線に結集し,中立ベルギーを犯してパリ占領を目標として北フランスを進撃した。しかし最初,鉄道の未発達のゆえに緩慢な総動員が予想されていたロシアが,意外に速くドイツの東部国境に迫ったため,ドイツ側は慌てて西部戦線から多くの兵力を割いて,ヒンデンブルク将軍のもとに東部戦線にむけねばならなかった。その結果,タンネンベルクの戦いでロシア軍に壊滅的打撃を与えたが,逆に西部戦線では進撃が鈍り,イギリスの援助によって態勢を立て直したフランス軍はついにこの戦いでドイツ軍の進撃阻止に成功した。以後,西部戦線では一進一退の膠着状態が続くことになり,ドイツ側が懸念していた連合国側による経済封鎖がしだいに強化され,ドイツは東部戦線での優勢にもかかわらずジリ貧状態にむかった。