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●マルセル=エティエンヌ

ヨーロッパ フランス共和国 AD 

 ?〜1358 パリの商人で大ブルジョワ。三部会の指導者。パリの富裕なラシャ商の家に生まれる。1350年,「ノートル=ダム信者ギルド」の長,1354年,「水上商人組合」の長,パリ商人組合会頭などになり,市政の実権を握り三部会の指導的人物となる。1356年,国王ジャン2世百年戦争におけるポワチエの戦いでイギリス軍の捕虜となったのち,マルセルはロベール=ル=コックらと王政改革を王太子シャルル(のちの5世)に要求。1357年,王太子が戦費に迫られて三部会を召集すると武装したパリ市民を率いて〈大勅令〉を発布させ,三部会の定期的召集・課税の決定権・軍財政の管理・議員身分の保障などを承認させた。そののちシャルルはシャンパーニュで三部会を召集し戦費を得てパリを攻囲。1358年,マルセルはナバラ王やジャックリーとの連合を図るが,ナバラ王とイギリス軍の連合を懸念したパリ市民の反乱がおこり,王太子の部下に暗殺された。