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●マルグリット=ド=ナヴァール

ヨーロッパ フランス共和国 AD1492 フランス王国

 1492〜1549 ナヴァール王妃(1527以後)。ヴァロワ王家の傍流アングレーム伯シャルル=ドルレアンの娘。フランス王フランソワ1世の姉にあたる。アランソン公シャルルに嫁し,死別してナヴァール王アンリ=ダルブレと再婚した。最高の女流教養人で学芸の保護者となり,その宮廷はフランス=ルネサンスの一中心となった。自身も『エプタメロン』(七日物語)を著した。これはボッカチオの『デカメロン』にヒントを得て,72篇の小話を集めたもので,内容は雑多ながら趣味や風俗の考察をも含んでいる。ほかに詩集『レ・マルグリット・ド・ラ・マルグリット』がある。当時の最高の文人・学者たちのほとんどが彼女と交渉をもち,そのなかにはクレマン=マロエティエンヌ=ドレフランソワ=ラブレーなどが見出される。宗教改革に関心を寄せ,ルフェーブル=デタープルを援助し,カルヴィンとも面識があった。アンリ4世の祖母。