●マラヤ
アジア マレーシア AD
マラヤはマレー人の住む地という意味で使われる場合と,現在のマレーシア領のマレー半鳥とシンガポールを含む旧英領マラヤをさす場合がある。マラヤという言葉はマレー語と英語の合成語で,イギリス人によって使われ始めた。一般には旧英領マラヤをさす。マラヤはペナン,マラッカ,シンガポールからなる海峡植民地,ペラク,スランゴール,ヌグリ=スンビラン,パハン4州からなるマレー連合州,ジョホール,クダ,プルリス,クランタン,トレンガヌ5州からなるマレー非連合州という三つの政治的に異なる単位から成り立っている。イギリスは1786年,ペナン領有以来マレー半島への介入を開始し,植民地化していくが,イギリスの支配は1942年,日本軍のシンガポールの占領によって終わり,マラヤは日本軍政下に組み込まれる。1945年日本の敗戦後,マラヤに戻ったイギリスはマラヤ連合構想によって再び植民地化を試みた。しかし独立運動が激化,マラヤは1957年,独立を獲得した。