●ママゴト
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遊びの分類から考えると軒遊びのなかに入る。つまり家からあまり遠くないところで数人(主として女の子)が集まって遊ぶ。平生の生活のなかで,子供の印象に残ったハレの日の行事のまねごとが中心になっている。内容としては,食物の調理・炊事・饗応・贈答・訪問などをみようみまねで遊ぶ。さらにここに人形が入ると育児の仕事も加わる。各地のママゴトの方言を集めてみると次のようである。ジャジャボッコ(秋田,ジャジャは主婦の方言)・オカタサンゴト(奈良,オカタも主婦のこと)・クバリゴト(飛騨)・オワザッコ(山梨)などは贈答のさいの用語,オフルメヤコ・ジサイコナコ(青森)は仏事などの折の饗応のこと,バュバェゴク(岡山)は火を焚くときの音,オミッチャゴ・ケェヤドッコ(千葉)は水屋すなわち炊事の意味である。名称だけからも遊びの内容がうかがえる。このほか子育てのまねとしては,オカアサンゴッコなどが挙げられる。