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●マッキーヴァー

ヨーロッパ 英国 AD1882 ハノーヴァー・ウィンザー朝

 1882〜1970 イギリス・アメリカの社会学者。エジンバラ・オックスフォード両大学に学ぶ。バーナード=カレッジを経てコロンビア大学で教鞭をとる。1934年にアメリカに帰化。彼は,社会を人間相互のあらゆる意欲された関係としてとらえる社会心理学的立場に立ち,行動主義や社会学の数量的分析を批判した。彼は,関心-態度という構成概念を基軸として社会的行為論・社会関係論に基づくコミュニティー理論を確立する。彼によれば,社会は共同生活が営まれている一定地域の自然発生的な自足集団“コミュニティー”と,特定の目的を実現するために人為的・派生的に組織される集団“アソシエーション”とからなり,社会的進化とともにコミュニティーはその範域を拡大し,そのなかでアソシエーションが分化していくとされる。したがってマッキーヴァーはコミュニティーの解体については全く否定的である。

〔参考文献〕マッキーヴァー,菊地綾子訳『社会学講義』1967,社会思想社

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